
「Live MOSセンサーは、フォトダイオードをシリコンの深層部に埋め込むことで、基板の表面に発生するノイズの影響を排除しました。
暗い場所での撮影時に生じやすい白点状の画素欠陥や画像のザラつきを抑え、鮮明でクリアな画像での撮影を可能にします。
さらにチップをフレキシブル基板に一体成形することで、信号のやりとりや配線による接触抵抗を大幅に低減でき、安定領域も広げることができました。
しかも、セラミックのパッケージがないので薄型化に貢献するとともに、すぐれた放熱性まで手に入れました。
じつはここには、私たちが携帯用の撮像モジュール用に研究してきた“ベアチップ“の技術が活きているのです。」
と語るのは、撮像センサーを担当した古宮正章だ。

「E-410、E-510では、レンズの高画素化に対応するためLive MOSセンサーを10Mにチューンナップしています。
その結果、7〜8Mのセンサーに対して、被写体のより細かなディテールまで鮮明な画像をしっかりと捉えることができます。
これによって、新聞紙大まで伸ばしても良好な解像度と描写力を実現しました。
Live MOSセンサーは、複雑な信号処理を施さなくてもナチュラルな色再現が可能で、より人の目に近い分光感度になっています。
さらに、画像処理エンジンとのマッチングで、豊かな階調表現と高画質を実現しています。
もちろん、時代、時代2年後・3年後を見据え、私たちが将来のさらなる高画素化にも対応しやすい設計を施していることはいうまでもありません」 |